役職者が思い描く
シープアンドフォックスの未来像とは?

PROFILE

プレイングマネージャー:管理職

Y.Tさん(写真右)
高知県出身。専門学校(情報系)卒業後、2008年にシープアンドフォックス株式会社へ中途入社。インフラ系の開発に従事するとともに、システム部システム課課長代理として管理職業務にも携わっている。
趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、電車旅で、休日には映画館をはしごして1日で新作映画3本を一気に鑑賞することも。

K.Tさん(写真左)
宮崎県出身。大学(工学部)卒業後、2007年にシープアンドフォックス株式会社へ中途入社。現在はWeb/オープン系開発を手がけるとともに、システム部副部長として管理職業務にも携わっている。
趣味は散歩で、赤坂や新橋など都会の街歩きが好き。

―お2人は、同業種から転職されたそうですね。まずは前職のお仕事内容と、シープアンドフォックスに入社を決めたきっかけを教えてください。

K.T. 私は、前職ではシステム開発をしていました。ホスト系の開発(汎用機と呼ばれるホストコンピュータを用いて行うシステム開発)を長年やってきましたが、いつかはオープン系の開発(技術的な仕様やソースコードが公開されているソフトウェア・ハードウェアを組み合わせて構築・開発されるシステム開発)をやってみたいと思っていました。
オープン系の開発をゼロから手がけられる会社を探して転職活動を行っていたときに、シープアンドフォックスを知ったのです。当時、シープアンドフォックスは九州に支店があり、それが入社の決め手になりました。というのも、私は宮崎県の出身で、将来的には九州に戻ることを視野に入れていたからです。ところが、私が入社した後、残念なことに九州の拠点は閉鎖されてしまいました。結局、Uターンはせずに、いまも東京で生活しています。

Y.T. 私は、前職では銀行のシステム運用担当者(オペレーター)と開発の中間的な立場で仕事をしていましたが、職場の人間関係が肌に合わず、また、もっと本格的にシステム開発に携わってみたくなり、転職を考えるようになりました。
シープアンドフォックスは、がっつり開発に取り組めることが魅力でした。面接で役職者とお話しした際の印象もよく、「この会社だったら人間関係もうまくやっていけそうだ」と思えたのも、入社の決め手になりました。
実は、シープアンドフォックスに興味を持った最初のきっかけは、社名なんです。私は未年生まれなので、「面白い名前の会社だな」と気になって(笑)。「仲間を大切にする羊たち、個の能力に長けているキツネ、その両方を併せ持つ人材が集う集団をつくりたい」という、社名に込めた思いにも共感しました。

―現在は、どんなお仕事をされているんですか?

K.T. ユーザー先に常駐して、出版流通業向けにオープン系のシステム開発案件に携わっています。

Y.T. 私は、いわゆるインフラ系の仕事で、製薬会社向けに、AWS(Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービス)を使ってサーバーを構築したり、アプリを使えるようにする基盤作りをしたりしています。私の場合は、在宅勤務がメインです。

―シープアンドフォックスの仕事のやりがいや面白さは、どんなところにありますか?

K.T. 私は開発の方でプログラミングをやっているので、自分が組んだプログラムが想定通りの動きをして、目に見えて結果が出ると、嬉しいですし、やりがいを感じますね。
反対に、プログラムが思い通りに動かず、「どこが問題なんだろう?」と原因を追究するのも、それはそれで楽しいし、割と好きです。ただし、納期を抜きには考えられないので、納期が迫ってくると、時間との闘いになるので大変ですね。

Y.T. 当社では、インフラ系からWeb/オープン系の開発まで、さまざまな業種の企業の、いろいろな分野の案件に携わることができます。業務内容も、保守・運用から、構築、設計、要件定義まで幅広く、仕事を通して幅広い知識や技術を学べることが、私にとってはとても面白く、大きなやりがいになっています。
いま担当しているインフラ業務は、ほぼ未経験のところから始めたので取っかかりが大変でしたが、業務を遂行する中で知識や技術がどんどん身についていくのを実感でき、やりがいがありました。さまざまな案件を経験する中で、自分に合うと思える業務に出合えると、仕事がますます面白くなってきます。

―お2人は、エンジニアとしての業務に加え、役職者として、部下の指導・育成やチームマネジメントなどの役割も担われていると思います。部下やチームをまとめ上げるために、心がけていることはありますか?

T.K. 私はシステム部副部長と、グループ長を兼任しています。
当社のエンジニアは、私自身も含め、クライアント企業に常駐して業務を行うSES(システムエンジニアリングサービス)という契約形態で働いています。メンバーがそれぞれ別の現場で働いているので、普段はほとんど顔を合わせる機会がありません。
ですから、チームリーダーとしては、こまめにメンバーに様子を聞いて、各自の状況をきちんと把握しておくことが一番大事だと考えています。メンバーとは定期的に電話やオンライン会議で連絡を取り、仕事の状況はもちろん、仕事や生活で困りごとや悩み事がないか、様子を聞くようにしています。

T.Y. 私も同じですね。システム部システム課の課長代理を務めていて、配下に6名のメンバーがいますが、それぞれ現場が違うので、メンバーと顔を合わせる機会は、半年に1回の全体会議と、社内イベントのときくらいしかありません。
そのため、月に1~2回、チームミーティングを開いて、メンバーの状況を確認するように努めています。また、3ヶ月毎に行う目標管理面談の際に、近況なども含めていろいろ話を聞くようにしています。
普段から同じ職場で働いていれば、メンバーのささいな変化に気づきやすいですが、現場が別々なので、意識してコミュニケーションの機会を作ることが大切だと考えています。

―今後のビジョンや目標についても、教えてください。

T.Y. 現在の社員数は30名弱ですが、会社としては、50名くらいの規模にまで拡大していきたいというビジョンを掲げています。
私の担当分野でいうと、いまはインフラ系のエンジニアは3名しかいませんが、もっとインフラ要員を増やして、より多くの、より大きな案件を手がけていきたいと考えています。
個人的な目標としては、インフラ系でいろいろな案件を経験する中で、AWSという新しい技術に携わることができたので、AWS認定資格の取得にチャレンジしたいと思っています。すぐに理解するのは難しい分野ではありますが、しっかり勉強して専門知識を身につけ、エンジニアとしてのスキルアップを図りたいですね。

T.K. いまは当社のエンジニアはSESの形でそれぞれ別の現場で働いていますが、エンジニアの人数が増えれば、グループ単位で業務を請け負ったり、受託開発や自社開発に挑戦したりすることも可能になります。シープアンドフォックスの将来像としては、そこを目標として目指していきたいですね。
一方、個人的なことでいうと、私は最近、管理職としての業務が増え、開発から少し離れていることに焦りがあります。いま手がけている開発では、新しい技術を取り込んで行っているので、私自身もしっかりキャッチアップして、エンジニアとして成長し続けなければいけないと思っています。エンジニアの業務と社内業務のバランスをうまく取りつつ、両方をしっかりこなしていきたいです。

―最後に、シープアンドフォックスに入社を検討している人に向けてのメッセージをお願いします。

T.Y. 当社では、プログラミングなどをさわったことのない人でも、本人の希望とやる気があれば採用する方針で新卒採用を行っています。未経験でも、入社後にしっかりと研修を行い、配属先でも先輩がついてきっちりサポートするので、心配はいりません。
少しでも「やってみたいな」という気持ちがあれば、ぜひ思い切って応募してください。

T.K. 経験がなくてもやる気があればチャレンジしてもらう方針で採用しているので、実際やってみたら自分に合わないとわかった、といった理由で会社を離れてしまったメンバーも、残念ながらいるのは事実です。
とはいえ、新卒採用を長年継続して行ってきたので、「人を育てる」風土は会社に根付いていますし、私たちのように15年以上勤めているメンバーも少なくありません。長く働き続けられる、働きやすい環境の会社だと思います。
これから規模を拡大していこうという発展途上の会社だからこそ、当社には他の会社にはない面白さがあると思います。社長や経営陣との距離が近く、新入社員も経営に参加できます。私たちと一緒に、会社とともに成長していきましょう!